一般的に、夢は語れても
それをしっかりとした
経営計画に落し込める人は、
あまり多くないようです。しょっちゅう
経営計画が変わったり、
方向性がブレたりするのは、最初の経営計画
=「やりたいこと」の詰めが
きちんとできていない
からでしょう。経営計画は日々の仕事の
土台となるものですから、ここがぐらぐらしていると
メンバーは不安になり、
仕事に全力投球
できなくなります。ブレるリーダーの下では、
メンバーが最大限の
パフォーマンスを発揮できないそれゆえ成果も
上がらないのです。
これだな。
「世の中の変化が
激しいのだから、
たびたび経営計画の変更を
迫られるのも仕方がない」という意見もあるでしょうが、
私はそれは違うと思います。半年や一年で
変えざるを得ない経営計画は、
認識の甘さの表れです。十分に「自分たちの
立っているところ」を、
正確に把握できているなら、進むべき大きな方向性は
変わらないはずです。風の強さまではわからなくても、
風の吹く向きはわかるはず、
私はそう思っています。
大きな方向性をブレずに、正確に伝え続けること。これがマネジメントの一丁目一番地であるように思う。すると明るく働ける。