三津石智巳

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勝負論感想その3

梅原大吾氏の勝負論を読んでいる 印象的なフレーズの一つに 目標はドーピングというのがある 我々の文化では 目標設定によって 組織を マネージメントすることができる 目標管理制度というのは 良いことと捉えられがちなので ドーピングという言葉には ドキリとした

しかしよくよく考えてみると 梅原氏の言葉は あくまで世界一を 狙い続けて世界一に行き続けている人が どうやって世界1であり続けるかと言う 最高レベルの 議論をしているのだということが前提にある そのレベルになると 一般的な 意味での目標というのは 少し卑近すぎると言うか 成果を具体的な目標に 数値にすることが非常に困難な世界なのだろう

という風に考えれば目標はドーピングという言葉も少し意味が分かる

また以前の感想にも書いたように 梅原氏の言葉を組織論として応用するためにはかなりの変換作業が必要になる 個々人の成長には それほどわかりやすい目標を定めず 組織としては 目標によるマネジメント というのは依然として有効なように思う