エージェンシーコストという概念を持ってくるのが非常に興味深い
つまり経営理念の浸透をエージェンシーコストの低減で測るという考え方だ
価値の浸透にプラクティスを使うという考え方も参考になる
ケント・ベックの価値・原則・プラクティスのフレームワークあてはめて考えると、価値や原則は直接伝えることが難しいので、価値や原則から導出された象徴的なプラクティスを徹底することで反対向きに価値を浸透させようという話である
これはうまく行くのだろうか
個人的にはあまりうまく行っていないような気がする
その理由についてだが、梅原大吾氏の本にも似たような話が出てきたように思うが、つまり個人にそもそも成長欲がないとうまくいかないからではないか
ところで、落合陽一氏の本に出てきたと思うが、筋肉を電気で操作することで頭で考えてもできなかったことを学習するという話がある
ここから考えるに、むしろ無意識のプラクティス矯正ギプスのようなものを構築すべきなのではないか