三津石智巳

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「ガリア戦記」感想

この準備を完了するのに二年もあれば十分と彼らは見積もった。そこで、三年目に出発することを法律にも明記した。

p. 003

ソフトウェア開発で2年の見積もりってなかなか発想でないな。てか、2000年以上前にプロジェクト憲章を作っていることに愕然とした。

準備完遂のためにオルゲトリクスが専任された。

p. 003

せっかく抜擢されたのに良からぬことを企てるのは人間の本能なのか。

王権への欲望に駆られて体制の転覆を狙い、できるかぎり数多くの部族を恩義で繋ぎ止めておきたいと思っていた。

p. 008

自身の欲望と他社からの恩義が両立すると思っているのが興味深い。しないんじゃないか?

自分たちが二十日もかけてやり遂げるのにさんざん苦労した渡河を、カエサルはたったの一日ですませたことが分かったからである。

p. 012

Speed!! Speed!! Speed!!

20倍の早さで仕事をする秘訣は何なのか。

ローマ国民が自身の不正行為を自覚していたなら、警戒することに困難はなかったろう。

p. 013

よく分からないが、正確な現状認識がなければ敗れるということだろう。

現状を正しく認識しなれば、問題の本質すらわかりません。本質がわからないものを変えることはできないのです。しかし、人の脳は自分の見たいものしか見えず、時には見たいように現実を変換し、時に記憶すら変換してしまう。だからこそ事実を素直に把握するために、論理的な思考法を意識的に用いることが欠かせません。

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幾人かの者が民衆のあいだで絶大な影響力を揮っている。彼らの指摘立場での権勢はわれわれ政務官にすらまさる。

p. 015

いつの時代も公式の力の影響力は限られているようだ。

人・組織を動かすための「パワー」のうち、「公式の力」「個人の力」とはやや異なり、他人のパワーを活用するものを何と呼ぶ?

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関係性の力。

「リーダーの自分がこんなにがんばっているのに、組織の中で横を向いている人間がいるのが許せない」。そう思ってしまうのが、陥りがちな一番の誤解ですね。なぜなら、どのような組織でもだいたい「2:6:2」ですから(図1)。2割が会社で一所懸命働き、6割はまあまあ。残り2割は横を向いている。だから、僕はいつもこう言っています。「こんなに一所懸命がんばっている自分に部下がついてこないのは変だと思うリーダーは、つまり人間をよく知らないのだ」と。2:6:2を前提に、組織を巧みにワークさせるのが会社のトップやリーダーの役目なのです。

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このケースでは公式の力の影響範囲が2割程度しかなかったのだろう。5割を目指すべきなのに。

 

二人きりになってから、彼に会合での言辞について尋ねると、さきほどより率直かつ大胆に話した。

p. 016

1 on 1が大事。

この権勢を得るため、母親を…嫁がせた

p. 016

母親を嫁がせた?

「私はあなたの存在をたいへんに大きなものと考えているので、国家に対する不正行為についても、私自身の痛憤きついても、あなたの誠意と懇願に免じて目をつぶる」と告げた。

p. 019

率直にすごい。これが経営者に課せられた10%の重い責務というものだろう。

わからないことでも、決断を下すこと。それが経営者に課せられた10%の重い責務であると考えています。しかし、重い責務ではありますが、社員が朝いちばんから、元気で明るく楽しく仕事をする会社を作り上げてあるなら、社長を支えてくれるスタッフも育っているはずです。

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ヘルウェーティイー族の陣営内で文書が見つかった。

p. 026

戸籍みたいなものだが、よく考えると戸籍は人的資本レディネスの基礎統計とも言える。

強行軍でアリオウィストゥスに向かって急いだ。

p. 034

カエサルのアジリティがすごい。

この演説が発せられると、驚くべき変化が全員の心に起きた。

p. 038 

リーダーシップの教科書のような演説だった。

カエサルの到着が誰の予想よりも早く不意を突くものであった

p. 054

スピード重要。

相当数の城市を攻め落としたあとで、カエサルはそれがただ徒労に終わっていることに気づいた。

p. 091

カエサルも積極的失敗をすることはある。振り返りが大事。

ソルドゥリイーと呼ばれる挺身隊

p. 098

モナドっぽい。

それらの使節に多数の人質差し出しをカエサルは命じ、

p. 123

この時代の契約は人質によってなされるのだな。今の時代は契約書に置き換わっている。

ところがカエサルは、…あらゆる事態にたいしょする備えを整えていた。

p. 129

コンピテンシーが高い。

 

1ヶ月で3分の1ほど読み進めた。