もう何回読んだかかわからないが、何かあるたびに読み直している。
InnovationはChangeの部分集合である。この命題が真であるのならば、Leading Innovationのためには、Leading Changeを参照すれば良い。
Leading Changeの出射角はOwnershipだというのが上記感想の言いたいことである。
"They'll reach the end of their lives without truly knowing the deep fulfillment of being energized by work."
via Check out this quote from Business-Do - https://learning.oreilly.com/library/view/business-do/9781119412229/c03.xhtml
そしてこの度、Business-doの入射角は上記引用ではないかなと思うにいたった。すなわち、彼の価値観において人生を後悔したくないというのが本書の執筆動機であると考えられる。出口治明氏の言葉で言えば「おいしい人生」を送りたいということだ。
ではなぜ「おいしい人生」を他人にまで求めるのかという点について長らく腹落ちしていなかったのだが、これはおそらく「おいしい人生」という価値観の押し付けという話ではなくて、
- 現代社会においてInnovationの需要が高いという仮説
- もう少し大げさに言えば、Innovationが現代社会を次のステージに進めるために必要不可欠であると人類が答えを出しつつあるという仮説
- 「おいしい人生」がInnovationを生み出すという仮説
という仮説の提案として相対的に理解できるようになった。
Innovationについて本格的に勉強をする必要性が出てきた。