三津石智巳

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ダイバーシティと数字・ファクト・ロジック


「測りすぎ」を読んでいて、数字・ファクト・ロジックのいい点が分からなくなってきたので読む。

「リービッヒの最少律」ってご存じですか? 植物の生育速度や収穫量は最も不足する栄養分に左右されるため、最も不足する栄養分を施さない限り、他の栄養分を施しても植物の収量は良くならないということです。 つまり、“不足している“ものを補わないかぎり、それ以上、生育が難しいということです。 これを“個人の成長”で考えると限界が見えてしまいますよね。 なぜならば、“不足する栄養”は個人にとって補えない栄養かもしれないからです。 過去は「個人の不足している部分」をひたすら補おうとしていました。 そうすれば、ある程度まで人間の成長は実現していたのです。 「工場労働」をする人材の育成はそれでよかったのです。 でも、これからの第3次産業においてはいろいろな発想、アイデアを創造していくことが必須です。 そのためには多様な個人が必要で、その個人で補えないものを他者が協力して補う必要がでてくるのです。 つまり、チームで弱いところを補い、それによってチームのパフォーマンスとして最大化すればよい。 これがいわゆるダイバーシティであり、これからの時代に必要なチームビルディングの考え方だと思います。

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チームで弱いところを補い、チームのパフォーマンスを最大化するのがダイバーシティでありチームビルディング。この定義は大変腑に落ちる。

フォロワーの資質も「協調性」よりも新しい発想を生み出すために「エッジの立っている、尖っている」ことが求められる。よって、「意見を圧殺しない」リーダーであることも必要です。

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適材適所に全身全霊をかけたらあとは任せる。

一人あたりGDPをあげて生産性を向上させることにより国が豊かになるのは事実です。こういうときだからこそ、精神性だけに偏るのではなく、あえて、「数字」「ロジック」「ファクト」を見ていく必要があると思うのです。企業経営においても精神性を重視される傾向がありますが、その価値観に合わない人にとってみてはとても苦しい、地獄のようなものです。精神性だけを重視した経営はダイバーシティがなくなります。“精神性だけ”に偏らない、“日本的価値観“を持ち出さない、「数字」「ロジック」「ファクト」はダイバーシティを推進するためにも絶対に経営に必要なものです。これがこれからの時代の新たな創造を生み出す鍵でもあります。いずれにしても、優れた経営のファクトと社会の成長率という数字をしっかりと見てやっていくことが、これからの時代、今まで以上に大切になってくると思っています。

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数字・ファクト・ロジックはダイバーシティに必要なものという定義。

だからこそ、「数字」「ロジック」「ファクト」で世界を理解したリーダーが「人」「本」「旅」で知見を深め、世界で活躍していくことのほうがより現実的だと思います。世界中で「個人と個人」がつながれば、「国と国」はつながっていきます。そうすることで、世界で本当に必要なことを考える土壌ができあがると私は思っています。私は次代を担う多くの方々に向けて、「数字」「ロジック」「ファクト」と「人」「本」「旅」の大切さをこれからも啓蒙し続けたいと思います。

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これを読むと「測りすぎ」で指摘されている測定執着とは全く反対の態度であることがよく分かる。