あいまいの知を半分ほど読み進めた
前半は主に数学や物理の世界における曖昧性および不確実性を 説明する論文が多かった
この時点で私の理解はどんなに緻密に記述しようとする試みも最終的には 壁にぶち当たるということである
だとすれば一般人が現実世界で緻密に記述しようとすることに時間を使うのはあまり正しい方向性ではないのではないか
そうするとシステムの 仕様書や要求記述書には曖昧性が残ってしまうことは不可避かもしれない
しかし多くの場合ソースコード上では ほとんど曖昧ではないように思える この事実をどう受け止めるか
要求定義を待たずにソースコードを書き始めることは不可能なのだろうか