コンピテンシーとオペレーションの関係について考えている。ここでオペレーションの定義としては組織としてやると決めた仕事の手順・仕組みとでもしておく。やると決めた仕事をやれる人をコンピテンシーが高い人として評価するというのは定義から自明という感じがする。
ここでの疑問はオペレーションをどうやってどれほど明確に定義するかということである。オペレーションを明文化すればするほどそれはほぼマニュアルであって、マニュアルある通りにできたからと言って褒められるのはなんか違うような気もしてくる。
一方でPMBOKのように知識体系を言語化する文化もある。別にこれはマニュアルとは感じない。
オペレーションを可能な限り言語化することで、技術移転可能にする人材管理手法がコンピテンシーといえるだろうか。
三津石智巳