https://shuchi.php.co.jp/article/1392?p=1:emed
「日本の大企業のなかには、若い人を集めて、『報告・連絡・相談』が組織運営の基盤である、と説教をするような人が多くいます。『ホウレンソウが組織運営の要』と書かれたビジネス書を読んでいる人が受け売りでいっているわけです。人間を知らないにもほどがあります。
私は大学を出て大会社に入りました。新入社員のときに上司がどうみえたかというと、『20も年上で、うっとうしいオッサンやな』と(笑)。“うっとうしいオッサン”だと思ったら、誰が報告・連絡・相談をするかという話ですよ。
人間を知っていれば、いわゆるホウレンソウというのは部下に強いるものでなく、管理者自身のための言葉だということがわかります。若い人に元気がなかったり、腹が立ったような顔をしたりしていたら、こっそり別室に呼ぶとか、昼食に誘うなどして、報告・連絡・相談をしやすい雰囲気をつくるのが上司の仕事でしょう。
HoRenSo is made of culture.