スピードと品質についてずっと考えている。いつも頭に浮かぶのはウッチャンナンチャンの内村光良氏が何かのテレビ番組で「いいものを作るには時間がかかる」と言っていたことだ。おそらくスピードと品質について考える場合には、熟成肉みたいなものを考えるといい気がしている。
熟成にかかる時間は物理的な限界を超えることはできない。ビジネスの場で言われるスピードとは、物理限界を超えろという話ではなくて、熟成にかかる期間を見越した上でいますべき最も重要なことにフォーカスせよとかそういう話ではないか。スピードというよりはフォーカスのほうが近いか。